キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
「羨ましいんです・・先生・・・」
「どこが?」
「・・・光に好かれてるところ
がです・・」
「あはははは!!やっぱり快李ちゃん
勘違いしてるのね?」
いきなり、
笑い出した奈々先生。
っていうか・・勘違いって
どうゆうこと??
「えっと・・・どうゆうこと
ですか?」
「私と、光はそんな関係じゃないのよ?」
「けど・・・・・・光、
告白してましたよね?先生に・・」
「あぁ~。あれは私に向かってとかじゃ
ないのよ?」
えぇぇぇぇええ!?
ホントにどうゆうこと?
意味が分かんないよ!!
じゃぁ、光の好きなひとは・・誰なの?
「けどね・・・。快李ちゃんには・・・
笑顔を忘れないでほしいのよ」
「笑顔・・・ですか?」
「そう!きっと幸せを運んでくれると
思うのよ!!」
幸せ・・・。
そっか・・・、まずは気持ちの問題
かもしれない。
私は、
制服で一生懸命涙を拭いた。