キス魔なキミはワケあり甘々王子様①
甘々は保健室で
「さぁ入った入った!」
「おい・・!姉貴!!」
「快李ちゃん、それ使っていいから
ね?」
「えっ!?あの・・・!!」
―――がちゃ。
えっ?
この音って・・・・・・。
「ま、まさかあいつ・・・・・・」
光がドアを開けようとした・・・
けど、
鍵がしまっているようだ。
「嘘・・・・・・」
しかも、
空気が・・・重いのに・・・・・・。
「快李・・・?」
「ん、ん?」
うわっ、
動揺しすぎたかな!?
「なんか、勘違いさせてごめんな?」
「えっ?いや、私が勝手に勘違いして
妬いただけ・・・あっ・・」
やばっ。
私なに言ってんの!?