ウブ恋ー君は照れ屋なヤンキーくんー


「俺だって、相田と出かけるの、楽しみにしてたよ」


小さな声で囁いた君の思いに、嬉しくて涙が出た。



ありがとう。本当のことを話してくれて、楽しみにしてたことを言ってくれて。

私もすごくすごく楽しみだった。


「相田が良ければ、なんだけど…」


真っ赤な顔をして照れ臭そうに言葉を紡いだ椿くんは見かけによらず可愛らしい。
そんな椿くんも、大好きだよ。


もっともっと好きになるから、椿くんもそうであるといいな。


「どこにいく?」

「んー…今日やりたかったこと、したい」

「ふはっ、俺もそう思ってた!」



ーーー『来週の日曜日、リベンジさせてほしい』


次の約束をしよう。
その次も、その次も、大好きな君と何度でも約束を果たせますように。

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