生きていて、育っていて。
遊稀
あれ…?ここどこだろ?


壁白くてキレイだな...


「遊稀!?おい遊稀!??」


玲音が私の名前を叫んでる。


そんなに言わなくても聞こえてるって。


あ、あぁ、私倒れたんだっけ?


徐々に蘇ってくる記憶。


玲音は助かったのかな?


私は生きてるのかな?誰も泣いてないかな?


だめだよ。私に謝っちゃ。私なんかに。

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