貴女はシンデレラ、私はジュリエット
 


それを分かっていた。

大好きだった。

ずっと一緒にいたかった。

想いを伝えたかった。

できなかった。

私は臆病だから。

この関係を、幼なじみというあいつに1番近い関係を、壊したくなかったから。


 
< 10 / 63 >

この作品をシェア

pagetop