たったひとりの王子様 [完]



でも、その決意はいらなかった。


数分後でてきたのは、明美の姉ちゃんの

秋葉さん。


ぬいぐるみを大量に持ってて、玄関に立った明美も、くまを持っていた。




「なんだ……。よかった…」



安心した。


泥棒で、明美がもし死んだら。


なんて思ってたから。




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