たったひとりの王子様 [完]



全ては、開き直りではじまる。


俺が、よく考えてること。


爺くせー。



「金井くんっ」


「峰岸っ」



あぁ、もう告るんだな。


好きなヤツの、告られる瞬間とか…見たくねぇな。


気になるからって、ついて来たのは俺なのに。


ついて来い、なんて言われてねぇのに。




< 150 / 268 >

この作品をシェア

pagetop