たったひとりの王子様 [完]



明美の言葉に安心した。


もし、明美と金井が付き合ったら。


そんなことは、考えたくない…。




俺は、家に向けて、ゆっくり歩きだした。


空は、今の俺をうつしてるような、綺麗な夕焼けだった。




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