たったひとりの王子様 [完]
ジャマをしないで

二人の想い




好き。


由宇が…好き。


付き合いたい。


ずっと、そう思ってた。


気付いてなかっただけで。


由宇と、一緒にいたい。



「…俺の…彼女、か。オヒメサマが」



由宇があたしの頭をなでながら、つぶやいた。


嬉しそうな顔で、あたしも嬉しくなってくる。




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