たったひとりの王子様 [完]



「おはよう〜! 明美っ、由宇くん♪」


「おはよ、柚香ちゃん」


「おはよう、深澤♪」



あ、ネコかぶった。



「じゃあちょっと行ってくるねー」



由宇はそう言って、手になにかを持ってどこかに行った。


どこに行ったんだろう、なんて考えないけど。




そうだ、うさぎのストラップ、スクバにつけよう。




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