切な恋

おはよー。そんな声が
飛び交う今日。
私、栗梨捺芽(クリナシナツメ)
は入学式に来ていた。
校長の長々しい話に
相磯つきながら、
一人ふて腐れながらも
わくわくしていた。
教室に入ると40くらいの
机たちが規律よく並べられ
これから始まる高校生活に
少し不安を覚えた。

「ねぇー名前は?なんてゆーの?
ちかわね、箕那本ちか(キナモトチカ)
ってゆーの。よろしくっ」

そう話かけてきたのは
前の席の子だった。

「あっえと、なつめって言います。」
「固いなー、タメでいいよー。
ちかってよんでねーあたしもナツメって呼ぶっ」
「あっうん。」

そのまましばらくちか
という元気な子と話していた。
ちかは同じクラスに
中学からの友達が
たくさんいるらしく
いろいろな人と
話しをしていた。
そこに入れて
もらったりして、
いろいろな人と話しをした。




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