PLAYBALL
恐怖
次の日。
雄也はちゃんと迎えに来てくれた。
「雄也ッ!お待たせ!w」
「おう!」
あたしが歩き始めると
「んっ!」
と言って手を出した。
んっ?????
「なに???」
と言うと雄也がはぁー。とため息をついた。
そして
「俺がせっかく勇気ふりしぼったのによ!」
とスタスタと歩いて行ってしまった。
「あっ!」
今わかった。
あたしは全力ダッシュ。
「ごめんね。」
といって手繋いだ。
雄也は笑顔で下を向いてた。