PLAYBALL



「伊藤には今大事な時期なんだ。
お前なんかの恋愛感情を伊藤に押し付けないでくれ。
お前と付き合ってからあいつはいつも心ここにあらずなんだ。
伊藤は他の誰もいない。
あいつのかわりはいないんだ。
だから別れてくれ。」


「雄也にとって大事な時期くらい知ってる。
あたしは会いたいけど雄也には大事な時期だから会ってない。
それのどこが押し付けてるってゆーんですか???
あたしの雄也のかわりだってどこにもいない!!!雄也のかわりなんていない!!!」


「ぢゃあ!!!!!



ぢゃあ伊藤のためを思って別れてくれ!!」

「雄也のため???

お断りします!!!」

きっぱり言って職員室を出た。
< 249 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop