PLAYBALL
「麻緒ッ!!!」
この優しい声は....?!
やっぱ斎藤隼人だった。
みんなの目線が気になる。
だってあたしの事を麻緒って呼ぶのは雄也しかいない。
てか誰が麻緒って呼んでいいって言ったんだよ!!!
あ゙ー。恥ずかしい。
「ねぇ。麻緒行こー!!!」
「う、うん。」
ねぇ。雄也は今どう思っているの???
クラスの男子が言った。
「お前ら付き合ってんの???」
斎藤隼人が答えた。
「付き合ってるよ。もう俺の麻緒なんだからなッ!!!」
あ゙ー。あ゙ー。あ゙ー。
雄也。君は今なにを思う???