Xmasのよる《短編8P》
Xmasのよる
街はキラキラ輝く
ネオンが眩しい。
あちらこちらで
流れるのは
有名なXmasソング。
その曲もう何回も聞いた…なんてことも多い。
寂しい部屋に
赤と緑で活気を与えて
小さなケーキに
小さなロウソク。
手作りの料理を並べて
待っている私。
外はしっとり雪が降る。
―ヴヴヴ
ケータイが鳴った。
メールは彼から。
「別れよう」