After schoolから・・・
「もう!こんなことしてたら時間ない!」

と、可奈は言い、無理やり自転車にまたがった。

「え、ちょ、おい!やめろ!」
飛鳥はどうすることもできないでいる。

「ほら!麻里亜も乗って!」
可奈は無理矢理、私を引っ張った。

「え!あっ!」
そう言いながら私は無茶に自転車に乗った。

「あと、3分!行けーーー!」

「くそっ!後で覚えとけよ!」

飛鳥はそう言って、ビュンビュン自転車を急がせた。

可奈は腕時計をチェックしながら時刻を伝えた。

「あと、30秒!急げーー!校舎にはいれー!」

ぶわぁぁぁ!と風が顔を叩きつける。

「あと、五びょ・・・」

と可奈が言いかけて、自転車は校舎にはいった。

「お前ら重すぎ。てか先生いなかったから意味ねぇーじゃん。」
飛鳥は、めっちゃ疲れている。
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