恋バナ~私の恋バナも聞いてよ…~
「金田って口が達者だなぁ。」ある男子生徒が言った。

「確かにつえ~っ!だせーぞ優輝♪」皆が笑い出す。

ああ…今日に限って何なのよぅ…。

「最ッ低~ッッ!」
私は赤い顔のまま平手打ちをした。

ベッチ~ン!!!

「いっでぇぇ~っっ!!」優輝の叫び声が響いた。

そこでチャイムがなった。

休み時間にタケ兄が私を屋上へ呼んだ。

私達は屋上にあるベンチに座った。空は晴天だった。

「見つかったらヤバいんじゃない?」私は周りを見渡した。
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