恋バナ~私の恋バナも聞いてよ…~
「優輝…来てっ!」私は優輝の手を引いて教室からでた。

後ろからは冷やかしの声がまだ聞こえて来た。

私達は誰も居ない廊下を二人で歩いていた。もうすぐ授業が始まる時間だから誰も廊下に居ない。

授業サボるのなんて初めてだった。

てゆーか、教室から連れ出す為に腕引っ張って来ちゃったけど、どのタイミングで離せばいいか分からないんだけど…。


「お前って大胆なんだな…。」空いてる左手の手の甲で口元を隠す優輝。

ドキンッ…

ヤバい…この優輝のクセ、ツボなんだよね。

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