恋バナ~私の恋バナも聞いてよ…~
私は不覚にも優輝にときめいた。なんかこのクセが昔から好きだった。

待って待って!相手は優輝!優輝なんだから!!!

「優輝…違うの…あのね…」

「分かってる…。」優輝は下を向いたまま恥ずかしそうに答えた。

「え…。」
なあんだ♪
優輝ったら勘違いした事にやっと気づいたんだ。

馬鹿とは思ってたけど軽傷だったのね。

「初デートの場所だろ?俺はどこでもいいんだぜ?その…俺ん家でも…。」私の手を振り払ってその台詞を言った後、一人で屋上に向かって走って行った。
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