恋バナ~私の恋バナも聞いてよ…~
息切れした呼吸を整えながら、私の目を見て真剣に説明した。

「ごめん…。」
私は初めて優輝に謝った。
悪くないのに…。
自分でも分からないけど汗だくの優輝を見たら謝らなきゃって気になった。

私は優輝に近寄った。下を俯きながらハアハアしてる優輝の背中をさすった。

「寄るなよ。」
私を避ける優輝。
やっぱり怒ってるのかな?帰り道結構遠いもんね…。
< 35 / 39 >

この作品をシェア

pagetop