恋バナ~私の恋バナも聞いてよ…~
「だって寄るなよって言ったじゃん。」意味分からない。自分が不安がってる。コイツのために?
自分が分からない。

「そういう意味じゃねぇよ…。汗だくなのに彼女が傍に居たら臭い移るし汗くせぇし。気になるだろ…男として。」前髪をグシャッと左手で握り真っ赤な顔を隠した。

なんか…なんだか可愛い~っ!!

グイッ…!!!

私は優輝の腕を思い切り引っ張って顔を覗き込んだ。
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