ツンデレ彼女と優しい彼氏
デート当日
あたしたちは駅前に10時に待ち合わせをした。
まだ10時まで30分もある。
「はやく来すぎちゃた」
あたし張り切りすぎかな?そんなことを思ってると、
不意に声をかけられた。
「そこの彼女♪1人?」
3人組の男があたしに声をかけてきた。
「待ち合わせしてるんで」
「彼氏見あたらないじゃん♪俺らと遊ぼうぜ♪」
男に手首をつかまれた。
「ちょっ…離してください!」
「いいから!来いよ!」
「だっ…誰か!助けて!」
あたしは、怖くて目をつぶった。
「なに俺の彼女に手出してんだよ!!」
ドカっ
「ぐほっ」
あたしは、つぶっていた目を開けた。目の前には、男が3人気絶して倒れていた。