ピンクのストラップ




「ん…本名はぃいや」



え…

ペンネームだけでぃいんだ……


咲乃先輩の本名知りたかったな…



「Bさ~ん。表情変わりすぎ、捨てられた子猫みたいな顔してるけど?」



「え?」



「知りたいの?俺の本名」



「まぁ、ちょっとは」



「……ちょっと?」



メガネの奥の咲乃先輩の表情は全く読みとれなくて



確かなのは意地悪に笑ってることだけ






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