いや~遅刻しちゃう~!

あ、言っとくけど私別に不良の野球部を熱血先生が変えるっていう設定のドラマ全然見てないから!


本当にパクってないから!


勘違いしないでよね!



「あんたあいつと同じ委員になっちゃったねー」



なんてツンデレ気取っていたらなみが私のとこに来ていた。



影うすっ!気付かなかったー…って思ったことはここだけのひ・み・つ☆


秘密は守るためにあるものよ。



良い子の皆は誰にも言っちゃだめよ。


言ったらお姉さんお仕置きしちゃうからね☆



「そうなの。私自分の気持ちを押さえられないわ。」


「まああんたならそういうと思ったよ。ってかまずあいつの本性が悪いって決まったわけじゃないじゃん?だからがんばって。」



「そうだよね!じゃ私がんばるわ!夢のためにも!明日のためにも!」



「うわーちょーきれいごとなんですけどー」



「気にしないのよ!」



「うん気にしない」


「え?そこはうぅーそう言われると気になるぅーって言うとこじゃないの?」



「気にしないのよ!」


なんて会話していたらさっき松本君の腕に胸をなすりつけながら上目使いをやっていた子がやってきた。



名前はなんだっけ?


たしか美津子とかそんな感じのだった気がするわ。

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