Moon☆Letter
「…うぅん。よく寝たぁ!!」


ボサボサの頭をかきながら、私は洗面所に行き顔を洗った。


「ふぅぅ。。すっきりしたぁ〜朝ご飯は何にしようかな??」


そう言いながらリビングへ行きテーブルの上を見ると。



『みのりへ。

おはよう!お母さんは今日も仕事で遅くなるけど、一人でも大丈夫よね?


それと、朝はしっかり食べて学校に行きなさい。


お母さんより。』



そう書かれたメモと、朝ご飯が置いてあった。


「お母さんってば…もぅ子供じゃないんだからねっ!!」


たまにしか作らない、お母さんの手料理が本当は嬉しかった。




「…ごちそうさまでした。さぁ学校に行く準備しなきゃ♪♪」


私は制服に着替えて、家を出た。



エレベーターのボタンを押し。降りてくるのを携帯をイジリながら待っていた。
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