イケメン医師と危険な生活!!
「顔、真っ赤だよ」
「う、うるさっ」
あたしは真顔になった。
だってね、だってだよ?
手に伝わってくる鼓動が、規則正しくなかったから。
ドクン…ドクン…ドクドク……………ドクン…ドクン…
みたいな。
わかりづらいけど、でもあたしのとは違うのはわかった。
「生れつきで、ずっと大丈夫だったんだけどね、この前友達と一緒にバスケしてて倒れたんだ」
悲しげな目をする涼真くん。
メニュー