ハッピー・クルージング~海でみつけた、愛のかけら~
ずっと、家族が欲しかったはずのコウさん。
新しい家族と、くつろげる家庭を一緒に作り上げることができるといいな。
「いいですよ……」
返事をしてから、赤面した。
だって、子どもを授かるっていうことは、つまり、そういうことな訳で。
しかもこのシチュエーション。
コウさんが、嬉しそうに頷いた。
「安心していい。
それはもう少し先の話。
順番は、守ろう」
順番は守るっていうことは、まだ、いいのかな?
ほっとして、体の力が抜けた。
そんな私の顔を見て、いたずらっぽく笑って言われたのは……。
「まずは『家族を作るため』じゃなくて『身も心もひとつになりたい』から」
「……え?」
そ、そっちの順番!?
「この俺が二晩も、何もしないで我慢してたって、忘れた訳じゃないよな?」
新しい家族と、くつろげる家庭を一緒に作り上げることができるといいな。
「いいですよ……」
返事をしてから、赤面した。
だって、子どもを授かるっていうことは、つまり、そういうことな訳で。
しかもこのシチュエーション。
コウさんが、嬉しそうに頷いた。
「安心していい。
それはもう少し先の話。
順番は、守ろう」
順番は守るっていうことは、まだ、いいのかな?
ほっとして、体の力が抜けた。
そんな私の顔を見て、いたずらっぽく笑って言われたのは……。
「まずは『家族を作るため』じゃなくて『身も心もひとつになりたい』から」
「……え?」
そ、そっちの順番!?
「この俺が二晩も、何もしないで我慢してたって、忘れた訳じゃないよな?」