かんのれあ番外編
「………………」


今度のこれは俺の分。


女王。言うまでもないが、今し方の噂の的こと鏡華さん。



えーっと、


「どうもー…………」


そんでいつからいたんですかー。


目を影が覆っていて怖いんですけど。



「どいて下さい。通行の邪魔です」


「はぁ?あんだよ相変わらず――」


機嫌悪ぃなあ!って言おうとしたが止めた。


つーか、ビビって言葉を呑み込んだ。


ん?何だ、幻か??



なんか、泣いてた気がするんですけど。
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