花嫁と咎人



―…嗚呼。





歴史は限りと言うものを知らない。



始まりが来ればいつかは終わり、

終わりが来ればまた始まる。



だからきっと。



この出会いもまた、巡り続けるのだろう。



時を越え、形を変えても


想いは巡り


きっとあなたを見つけ出す。





必然が偶然に変わることは無い。


それと同じように。






自分達は







お互いと出会うために、






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