あなたに...
─コンコン…─
中から"どうぞ"と言う先生の声がきこえた。
ドアを開けると先生が机にむかっていた。
"なんか緊張してきた"
私の方をみた先生は
「そこの椅子に座って。」
と言い、
うながされるまま椅子に座った。
初めて間近で見た先生の顔は
びっくりするくらい整っていて
なんだかドキドキしてしまった。
「ご飯半分も食べたんだってね。
偉かったね。」
私は残したこと怒られるかと思ってたから
そういいながら私の頭を撫でてくれた先生に
びっくりした。