あなたに...



部屋に戻ってベッドにもぐり込んだ。


考えないようにしても、浮かんでくるのはさっきの光景。



"先生あの女の人のこと『遥香』って呼んでたから


きっと患者さんじゃないよね。

やっぱ彼女さんかなぁ。先生かっこいいから彼女さんいて当然なのに。

勝手にいないって思い込んで、勝手に傷ついて...

私、ばかみたい。"



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