あなたに...



「道案内よろしく。」

そう言って車は走り始めた。




数分後、家の前で車は止まった。


「着いたよ。」


「今日はほんとにありがとうございました。」


「いいえ。」

と微笑む先生。


「それから...耶菜のことよろしくお願いします。」


「ん。わかった。

あと、今日は未紗ちゃん、
立ちくらみとかしてたし、疲れてるみたいだから、

ゆっくり休むんだよ。

じゃあまたね。」


そう言って先生は帰っていった。




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