モテモテ彼氏は電池で動く
「あ〜解った解った…普通にペラペラ喋らせりゃいいんだろ?」

時間をかけて、良治の改造するふりしてチナッティーとの距離を縮めるつもりが何でこうなる?

「ミッチー…良治、明日も学校行かせるけん」

って事は

「タイムリミット明日の朝までかよ…?」

恐る恐る伺いをたてると

「まぁ当然やな」

そこまで言うなら、もうちょっとサービスしろよ。

「ん…何か言ったか?」

言いたい…でも言えない

しかも唯一の理解者たるオヤジは…

「千夏の風呂を覗くのは父親として当然の権利だ!」

などと強気に主張して俺に譲る気配すら見せない。
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