モテモテ彼氏は電池で動く
「キャード変態っ!!」

高らかに響く女の高音

だけど…おかしい

さっきよりさらに小さく見える…

何故だ?

「千春〜風呂空いた〜?」

なるチナッティーの聞き慣れた声が響いてきた。

って事は、今風呂におるのは、魅力もへったくれも無い妹の方か…時間を無駄にしたな

「ミッチー君…全身ずぶ濡れでカッコつけても…」

そうだな…オヤジの言う事ももっともだ。

となれば

「チナッティー〜タオル貸してくれ!!」

これで解決だな…風邪さえひかなきゃな
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