モテモテ彼氏は電池で動く
不満たらたらの彼女は不機嫌そうな顔でペンキ売り場目指して歩きだした。

おいおい…そんな仏頂面してたらカワイイ顔が台無しだよ。

手に持ったメモ用紙見ながら

「え〜っと…赤と緑?たかが犬小屋に…お父さん趣味悪いけんなぁ…ああ〜面倒臭い茶色でいいよ」

こんだけ機嫌悪いと下手に関わるとコッチに被害が及びそうなんで退散して物語の進行は彼女に任せよう。
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