モテモテ彼氏は電池で動く
「ん…無口?」

妙な事を思い出した。

そういや原子炉なんて物騒な動力源を他のものに替える対策は、やったけど、細かい設定をやった記憶が無い。

「もしかして…」

恐る恐る図面を見直してみると…

「音声関係何も書いてないやん…喋らん訳だ…こりゃミッチー絞めあげなイカんな」

ただ…良治にそこまでマジになる気の無いあたしに自分で作業する意思は無い。

と、なれば

「ミッチー!今すぐ音声関係の機材持って家に来い!!」

途中経過は他人任せ…あたしの昔からのスタイルだ。
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