モテモテ彼氏は電池で動く
そんなミッチーを気の毒に思ったオヤジがミッチーに餌を撒く。

「すいませんねぇワガママな娘で…」

と恐縮そうに小さくなってると

「何…少々のワガママは許容範囲よ…ところで…」

とオヤジに近寄り小声で

「チナッティーいつ頃風呂入る?」

とりあえず完全なタダ働きは嫌らしい

あたしの入浴を覗くのは、女日照りが続くオヤジの唯一の楽しみでもある。

「千春なら今から入ると思うが…」

代用品でミッチーの心を動かせるか?
< 60 / 176 >

この作品をシェア

pagetop