モテモテ彼氏は電池で動く
「千春ちゃんか…いくら何でもちょっとね」

ロリータ趣味は無いと言い切るコイツの言葉に嘘は無い様だ。

仕方ナシに作業を始めるミッチー…元々器用なこの男はテキパキと音声関係の組み込みを進める。

「とりあえずチナッティーには、俺がいざって時に頼りになる男って事をさりげなくアピールしとくか…」

そう言ってハイライトをくわえる。

「ただ欲を言えばチナッティーが差し入れなんかしてくれた日にゃ俺ぁもっと燃えるっちゃけどな…」

そんな事をぶつぶつ呟きながらスピーカーの配線を繋いでいたら…
< 61 / 176 >

この作品をシェア

pagetop