モテモテ彼氏は電池で動く
バスタオル巻いただけ…早い話が風呂上がりのあたしが

「ミッチー…アンタも風呂入らん?せっかくやけん、アンタの差し入れのスーパードライ一緒に飲もうか…」

当然ミッチーは…

「あ…ああ…風呂…入らせて…もらう…ぜ」

と鼻を押さえたまま風呂場へ向かった。

「恋する男には刺激強すぎたかな?」

まぁ気にするでもなく

"ぐびぐび〜"

と先にスーパードライ飲んで待ってると

「うおおお〜千夏…そのカッコは…」

忘れてた…我が家には、このちゃぶ台を根城にするヤツが、あと一人おった事を…
< 62 / 176 >

この作品をシェア

pagetop