モテモテ彼氏は電池で動く
試練の刻

無口ロボット喋る

ビール会社の威信を賭けた親子ゲンカと言う名の代理戦争が一段落ついたのでミッチーは引き続き音声関係の組み込み作業…

決して報われる事の無い無償の善意?だが

「チナッティーって家じゃあんな感じなんか…これを見逃す手は無いな」

と何かを企む…

「多少手ぇ抜いた方が次があるって事さ」

つまり一回こっきりで完全無欠なロボットに仕上げる気などありゃしないって事だ。

「ある程度ハイレベルに仕上げつつ欠陥を残す…それが継続的な仕事を得るコツだしな…」

ものは言い様である。
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