ブラック or ホワイト



森さんは泣いている私をそっと抱き締めてくれた。


「不安よね…。こんな事になっちゃうなんて…。私も不安よ。」


「け…敬太が…」


「大丈夫よ!!あなた…彼の事信じているんでしょ?…だったら…最後まで信じ抜きなさい…。信じ抜いて、行動を起こしなさい。」


森さんの力強い言葉は、
私の未来への道標となった━━━



***



「ごちそうさまでした。とても美味しかったです。」

私は料理を食べ終える。

「それは良かったわ♪」

今日の夕食も絶品の味だった━━━


時刻は8時00分━━━


私は森さんと敬太の事を待つ・・・



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