ブラック or ホワイト



事件の手がかりか…


「ん〜」

私は髪の毛を掻き上げて、考える。


「事件現場は徹底的に調べないとね。」

金田さんはそう言って、私の肩をポンッと叩いた。


私は、健一郎さんが襲われた窓際に足を運ぶ。



床には生々しい血痕。


ドクッ…

心臓の鼓動が早くなる。



私は窓を見た瞬間。
妙な違和感を感じた━━━

この感じはなんだろう?



「金田さん…」



< 169 / 427 >

この作品をシェア

pagetop