ブラック or ホワイト
それから、今日までにいたる8ヶ月間。
私は編入できる大学を探す日々。
もぅ、一度、先生になろうって決めたから━━━…
私はこの春からまた大学生。
“少しでも生徒に近い先生になりたいな…”
そんな事を思いながら、
桜の木と学校の正門を見ていた。
次の瞬間…
真っ白で軽いボタ雪が舞い落ちてきて━━━…
“雪━━━…ホワイトクリスマスだ…”
私は手で雪を受け取る。
「…そこの可愛い姉ちゃん。風邪ひくで?」