氷雪花Ⅱ
あぁ・・・

そういえば、瑠衣も居たんだっけな


「えぇ、貴方はまだなの?」


「もう少しで終わります」


そう・・・


どうしようかしら


此処には私と瑠衣だけ


あの眼のことを話すのにはもってこいの場所


でも・・・


私が、深く関わっていいのかしら・・・


私は殺し屋


いえ・・・

私も殺し屋なのに・・・



チャプンッ


「うわ~!!

すっごい気持ちいい~!!


お肌、すべすべになるかな?」


「・・・この温泉には美肌効果があるらしいわよ?」


「そうなんですか!?

うっわ、今度から此処にこよ!」


・・・子どもね


「・・・良かった


此処なら話すことができます

白愛さん、気づいているでしょ?


私が「普通じゃない」ってことを・・・・」


突然


瑠衣が言った



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