氷雪花Ⅱ
「解った」
そう藍兎が言う前に「月華」は外へ出てしまった
「フフフッ
僕ねぇ、聞き分けがいい人って大嫌いなんだ♪
・・・だからさぁ、ちょっとは反抗しろよ」
最後は低い声で言った
ゾクッ
皆はただならぬ殺気を感じ、全身が震えた
武者震いなどではない
圧倒的な力の差に身震いがしたのだ
「クソッ・・・」
俺は何も出来ないのかよ
とでも言いたそうな顔をしながら聖は手を握り締めた
「ふぅーん
何もしないんだ
・・・詰まんない」
あー、なんかこんなの見ていると血が騒いできちゃった
クスッ
ちょっと、手を貸してあげましょうかしら?
「ねぇ・・・、暇なら私と遊んでくれない?
「藍兎」?」
「何?お前
俺は弱い奴とはしたくない
詰まらない事はしたくない」
「あら
つまらないって決め付けないで欲しいわ」
そう藍兎が言う前に「月華」は外へ出てしまった
「フフフッ
僕ねぇ、聞き分けがいい人って大嫌いなんだ♪
・・・だからさぁ、ちょっとは反抗しろよ」
最後は低い声で言った
ゾクッ
皆はただならぬ殺気を感じ、全身が震えた
武者震いなどではない
圧倒的な力の差に身震いがしたのだ
「クソッ・・・」
俺は何も出来ないのかよ
とでも言いたそうな顔をしながら聖は手を握り締めた
「ふぅーん
何もしないんだ
・・・詰まんない」
あー、なんかこんなの見ていると血が騒いできちゃった
クスッ
ちょっと、手を貸してあげましょうかしら?
「ねぇ・・・、暇なら私と遊んでくれない?
「藍兎」?」
「何?お前
俺は弱い奴とはしたくない
詰まらない事はしたくない」
「あら
つまらないって決め付けないで欲しいわ」