氷雪花Ⅱ
『~~♪

どうだった、僕うまかった?』


『はいはい、うまかったからそこどいて・・・


さ~て、次はお待ちかねの姫君だぜ!!』



・・・はい?


葵さ、ふざけてんの?


『ビクッ

えぇーと、その殺気をしまって下さい!!

怖いです!!』


どうやら無意識に殺気を出していたらしい


まぁ、そんなに強くないだろう


「私、歌そんなに知らないし、上手くない」


『気にしねーよ、なっ!!』


「「「もちろんっす」」」


・・・歌を歌のは好きだ


歌っている間は、全てを忘れられる


自分の醜さも、この世界の汚さを


全て忘れられるから、歌は好きだ



「はぁ・・・

仕方ないわ

何かいい歌ある?」


『おおーっと、姫君が歌ってくれるようです!!

拍手でお迎えしましょう』


「したら殺す」


シーン・・・


あたりは静まり返ってしまった


どうでもいいけど、早くして・・・


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