俺らの姫様
「翔 お前このクラスに黒龍いるのはしってるよな?」


「あぁ真理子さんから聞いた。」


「ってかなんでお前お嬢様みたいな言葉使いじゃないんだ?」


「私・・・俺は女であって女でないようなもんだ。」



「ふ~ん ようは見た目は女だけど中身は男みたいなか?」


「まぁ中身も一様女だけどな」

そう一様なんだ。
あの事件からよくわからなくなってきている。


「まぁいい、俺が呼んだら入って来いよ」


はぁ 本当にこのダサい男姿で行くのかよ・・・。



「うっせぇ いい加減に黙れやぁ」

ビクッ 流石元総長・・・。
急に言われるとびっくりするなー


「今日は転校生がいる。入って来い。」


ふ~大丈夫 大丈夫・・・。

ガラッ


「ウソ 男かよ」
「でもあいつ可愛くない?」
「確かにカワイイな~」
「名前も女ぽかったりして」

いちいちうるさいんだけどカラフル君たち
にしても不良と金持ちの差別がはっきりしている。

・・・。あれ 女の子が一人もいない??

「おい 自己紹介しろ。」

真理子さん・・・。このために
私を男装させたのか?

「黒澤 翔」


「一言かよ~」
「そっけねぇ」


「黒澤の席は窓側の最後から2番目だ。」

よっしゃいい席~♪

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