俺らの姫様
「いいだろう。はなしてやるよ。」
「龍…。」
「あいつが知ったら、あいつは崩れる。心からすべてな」
「崩れる??」
「あぁ 一度あったんだよ、美緒の気持ちがコウに勝ったことが…。まぁ だいたいはコウが先に暴走すんだけど…。」
「龍…。そこまで」
「いいんだ。こいつらにはすべてを知ってもらう」
確かに美緒とあった日も浅いだけど、あいつは俺らの喧嘩を止めたんだ。今まで一度も止めたことなかったのに…。あの時はとめたんだ。
今まで俺は無力だった。
でも俺はその時思っんだ。
こいつらなら大丈夫なのか…。
こいつらならあいつを助けだせるかもしれないと
いや…。
助けだしてほしいと