俺らの姫様


その時、拓斗を先頭にみんなが部屋に入ってきた。


「「「「美緒」」」」


「おはよ。心配かけたみたいでゴメンね。」


「みんな、遅かったね。」

すぐ、そこのはずなのに、数分かかってる


「あ、あぁ優希よんできた。」


優希さんか…。


優希さんは拓斗のお姉さん


お父さんの病院で優秀な人材として働いている。


「あ、あの誰…ですか?」


「??あら、あなたが美緒ちゃん?」


「は…はい。」


あ~ぁこのパターンは…


「やっばーい。超かわいいじゃん。この前は寝顔しか見てないけど、ちょーかわいい。」


ですよね…。優希さんは可愛い子を見ると抱きつく。


僕は最初に女だと思われ……うん、そこはさっして



「ぐ…ぐるじい」


「姉貴、やめろ。美緒が死ぬ。」



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