俺らの姫様
第五章

お金持ちクン



「んーーーー。」


「美緒!!朝だぞ、早くしないと遅刻するぞー!!」

!!!

「おはよぉ。」


「はよ。早くしろよ、飯が冷める。」


「うん。」


今日は、あの日から二日たった、月曜日…。


お久しぶりの学校なのです。


結局、学校には男装で行くことになったからウィッグをかぶってカラコンをする。

以外にこれ、めんどくさいんだよ…。



「あ、おはよ。美緒」


「おはよ。緑」


「今日から、また学校だね。」


「うん。転校して直ぐに学校休むなんて…ついてないなぁ。緑たち以外に友達作れてないしぃ。」


「ぇ…。僕たちじゃダメなの?」


「そうゆう訳じゃなくて、なんとなくな。」


「ふぅん。」


そう。なんとな~くって位の軽い気持ちだったんだ。


あとで、こんなことになるなんて…。




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